会社の先輩 2023年8月
この前以前勤めていた会社の先輩がうちに遊びに来てくれました。
こちらからは何の音沙汰も差し上げず失礼しているというのに有難く嬉しいことでした。
私はその昔にサラリーマンをしていた時代があります。
某大手ITの会社でしたが、学生時代はテニスしかしてなくてコンピューターの知識ゼロ、触ったこともありません。
なぜか入社は出来たものの仕事に付いていけず辞めました。
今でも素人のレベルです。
会社名を言うと「パソコンのことなら何でも分かるんでしょ?」とキラキラした目で見つめられ、結果的に恥をかくのでずっと内緒にしています。
会社には大した貢献も出来ず申し訳なかったですが、いろいろな経験や勉強をさせてもらった時期でした。
当時からお愛想は上手かったので上司や先輩には可愛がられました。
給料を全部自由に使える一人暮らしも楽しかったです。
辛かったことといえば猛暑の中スーツにネクタイを締めて営業回りをすることでした。
将来はポロシャツにジーパンで出来る仕事につきたいと心から願い、今その夢だけは叶っています。
そんな生活を5年続けたころ父が「帰ってきてうちを継がないか」と言い出しました。
生まれた時から見ていた店工場が無くなるのは寂しいと思い今に繋がっています。
あのまま辞めてなかったら今頃どうしていたかなぁと先輩とごはん食べながら想像しました。
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